良かったところにフォーカスして紹介する SKEソロコン1日目夜
「みんなが主役!SKE48 59人のソロコンサート~未来のセンターは誰だ?~」
2016年11月19日、夜の部を観に行った。このコンサートは初めての試みで、どういう内容なのかが全然予想出来ないものだった。
自分は昼の部の内容を全く仕入れなかったため、コンサートを観る前も後も、自分の目で観たものしか評価していません。
1人目、菅原茉耶。
トップバッターがいきなり牛タンを食べる。そして、歌う。最後に顔面パイ。秀でて素晴らしいということは無いが、きちんとオチがあって、会場を盛り上げた。
2人目、太田彩夏。
「マツムラブ」を歌う。声、姿、全てが可愛い。「アイドル」だ。マツムラブの衣装のまま、「心のプラカード」、そして最後にテニスウェアの衣装で「ウィンブルドンへ連れて行って」
可愛さを凝縮した10分間だった。
3人目、高寺沙菜。
前半のMC、騒音測定器に叫ぶ企画が、スベる。
しかし、曲が始まると、ハッとさせられる。そのよく透る、魅力的な声。「寡黙な月」と「ハレーション」を歌唱。決して上手な歌ではないけれど、そのシルエット、歌い出しの瞬間に心を奪う力があった。
4人目、杉山愛佳。
「LOVE TRIP」をダンスしながら歌い、「GIVE ME FIVE」をドラム演奏をしながら歌う。そして最後に「ショートケーキ」
とっても、感動した。歌が上手くて、それぞれのパフォーマンスが実に魅力的だった。
「柏木由紀」を語るのに誰も文句を言わぬだろう、圧巻のステージ。この子はこんなに凄いのかと驚かされるばかりであった。
5人目、大場美奈。
「気づいたら片想い」が流れ出し、大場美奈がステージに現れる。いつの日かの「有吉反省会」を思い出し、少し笑ってしまう。だがしかし、笑ってる場合では無いのだ。まるで本物の乃木坂メンバーかのようにサマになっていて、魅力的だった。
二曲目「ロマンスのスタート」の途中から例のコントが始まる。とても面白かった。
6人目、都築里佳。
「明日は明日の君が生まれる」「dearest」の二曲の披露。ダンスが得意なメンバーなのに、踊らない。それでいて、会場の誰もが、その歌声に魅了される。歌声が空気を塗り替え、コンサートホールが都築里佳のものになる。この歌を2時間聴いていたい、そう思わせる魅力的なステージだった。
7人目、市野成美。
踊る。ひたすら、踊る。「自分には派手な演出や奇をてらったことは出来ないけど、踊ることはできる」そんな思いが見えるような、がむしゃらな踊りは、彼女の歩んできた軌跡。
8人目、青木詩織。
太鼓の音をバックに書道のパフォーマンス。
「兆しは地図になり 僕たちは夢の道」、諦めないよ
書いたその言葉を背に、「兆し」をそれの衣装で歌う。ステージのスペースを上手く使っていて、素晴らしかった。
9人目、水野愛理。
「それでも好きだよ」が流れた時、僕は感動した。
理由はこの記事に。
10人目、犬塚あさな。
1曲目「檸檬の年頃」、ここで彼女は会場の雰囲気の主導権を握る。安定した、すべらないMCは完全に場を支配し、「初恋よ、こんにちは」、そして「学園天国」で会場を大いに盛り上げた。とても満足感のある10分間だった。
11人目、片岡成美。
ミュージカル形式のステージ。笑いを交えながら、順序よく進行していくステージは観ていて面白かった。
12人目、高柳明音。
ちゅりーぱみゅぱみゅ。彼女は、一瞬にして「今日のコンサートの主役は私だ」と観客を魅せる。たとえ終始きゃりーぱみゅぱみゅでも、それは高柳明音であった。むしろだからこそ、高柳明音というアイドルの大きさが感じられた。隙のない魅力的なステージが10分間ずっと最大瞬間風速のように感じられて、2時間このアイドルのステージを観ていたいと思うものだった。
13人目、東李苑。
三味線の音色とその歌声が、アーティスティックな空間を作り、観客全員が思わず息を呑む。「帰ってこいよ」、それに「強がり時計」のピアノ弾き語り。
あまりの美しさに、引き込まれる。あっという間で、美しく完成された10分間だった。
14人目、日高優月。
野球MM、それしか言えんのかこの猿ゥ!と叫びそうになったが、野球好きな人には楽しめたものだったのだろう。
実際盛り上がっていたし、なにより「日高優月」であることを見せることに成功していた。
15人目、北野瑠華。
この公演のトリを務めるのは、岐阜の華、北野瑠華。岐阜のよさこいチームを引き連れ、ソーラン節を披露。
最後には「チキンLINE」と「賛成カワイイ!」をよさこいバージョンで披露。終始堂々としていて、凛としたかっこいいパフォーマンスで、トリを飾るのにふさわしい魅力に満ちたステージだった。
以上です。
本当に、誰かに語りたくなるほど素晴らしいライブだった。リクエストアワーはやらなくていいから、これを毎年やって欲しいと思いました。